降級後2戦目の前走は6着と掲示板を外してしまい、7月2日辺りにグリーンウッドへお約束の放牧に出されました。
以下は6月30日に更新されましたクラブ公式HPデスティニーシチーの近況報告です。
先週のレースはまずまずのスタートを切ると中団に付けて追走し、勝負所から外に出して追い込みますが伸び切れず6着となりました。岡田師は「前走の内容から期待していましたが、前残りの展開となってしまい結果を出すことが出来ませんでした。レース後異常ないようですが、優先権をなくしてしまったので、中京戦は除外対象となるかもしれません。場合によっては札幌の芝1500m戦を検討したいと思います。あまり芝での実績はありませんが、以前より力を付けているので走ってくれると思います」と話しています。
ということで、次走は久々の芝も予定されているようです。私は何度も未勝利時代の福島の芝2000mの3着だったレースの内容の良さから芝の中距離を希望していました。岡田稲男調教師はデスティニーシチーにはかかり癖があるので短い距離のレースを考えておられるようですが、芝を走らせてくれるのは嬉しいですね。ただ、洋芝はイマイチと思いますが・・・。実績のある福島の芝2000mに出して欲しかったですねぇ。
この後、札幌に移動されるようです。
前走後、6着と優先出走権をなくしてしまったことから7月2日辺りにグリーンウッドへ放牧に出されていた我らが愛馬デスティニーシチーですが、7月17日に帰厩を確認しました。
次走は芝の1500mということですから、この帰厩のタイミングを見ても7月27日の札幌7R 500万下 芝1500m 混合 定量への出走を予定しているのでしょうね。このレースは超久々の愛馬グランデアモーレも出走予定ですが、どちらもここのところダートを走っていた馬で、久々の芝になります。私は両馬共、芝でこその馬だと思っておりますが。ただ、函館の新馬戦を勝ったグランデアモーレと違って、デスティニーシチーは洋芝では未勝利時代に大敗しました。良績があったのは福島の芝のレースで、なんとか微妙ですね。
7月17日辺りに栗東トレセンに戻されたデスティニーシチー。いつもの10日ルールからてっきりデスティニーシチーの出走は7月27日の札幌7Rだと思っていましたが、7月22日に更新されましたクラブ公式HPデスティニーシチーの近況報告は次の通りでした。
先週、トレセンに帰厩しました。岡田師は「先週末に坂路に入れてハロン17〜18のペースで調整しています。前走の疲れは取れているようで今後は札幌戦に向けて調教を進めていきたいと思います。今のところ番組は3週目の芝1500m戦を検討しています。久々の芝のレースとなりますが、洋芝で力のいる馬場となるのでこなしてくれると思います。その後についてはレースの結果にもよりますが優先権を取ることが出来なければ、そのまま放牧して秋の阪神か京都戦に備えたいと思います」と話しています。
まずはいつものようにトレセンへの帰厩を翌週の定期更新で伝える仕事ぶりの悪さから。今回はそんなことはどうでも良くて、次走は3週目の芝1500mを検討ということで、8月10日 札幌7R 500万下 芝1500m 混合 定量を予定ということになります。
当初、私がここだと思っていた7月27日ですと、愛馬グランデアモーレと同じレースになってしまうので、こうやって別々のレースに出てくれる方が有り難いですね。
以下は7月28日に更新されましたクラブ公式HPデスティニーシチーの近況報告です。
先週、函館競馬場へ移動しました。岡田師は「先週は坂路で追い切ったあと、週末に函館に移しました。出走については3週目の1500m戦を予定していますが、函館のほうで稽古を行って直前に札幌競馬場へ入れる予定です。状態については特に異常はありませんが輸送があったので疲れが残らないようにしたいと考えています。しかし、北海道は朝夕がとても過ごしやすいのですぐに体調も上向いてくると思います。次走は久々の芝のレースとなりますが頑張って欲しいところです」と話しています。
ということで、いつもの事後報告ですが、我らが愛馬デスティニーシチーは7月26日辺りに函館競馬場へ移動したということです。
洋芝でなければ相当期待をするのですが、洋芝でもある程度の結果を出して芝路線を確定して欲しいですね。
前走前 6月25日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.5
3F 40.9
2F 25.9
1F 13.0
7月20日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.0
3F 41.3
2F 27.6
1F 13.9
7月23日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.9
3F 39.9
2F 26.1
1F 13.1
7月31日 函館ウッドチップ 良馬場 一杯に追う
菱田裕二
5F 65.8
4F 51.7
3F 37.8
1F 13.0[4]
8月6日 函館ウッドチップ 稍重馬場 一杯に追う
菱田裕二
5F 67.0
4F 52.3
3F 39.8
1F 13.0[7]
7月20日、ハロン14秒で追い切られました。まだ栗東ですが、出走予定は2週後ということで、途中どこかで北海道入りをするんでしょうね。
7月23日、全体の時計もそこそこで、何よりも終いがしっかりと伸びていて良い追い切りです。帰厩後きっちり10日で出走させることが多い岡田稲男厩舎にあって、今回の3週前からの入厩は異例です。このしっかり仕上げで躍進して欲しいですね。
7月31日、26日辺りに函館競馬場へ移動後初めての追い切り時計を計時しました。この日は全体に追い切る馬の頭数が少なく馬場状態が良く、体重の軽い厩舎所属の菱田裕二騎手が騎乗していたとはいえ、2013年7月の自己ベストを3.2秒も縮める大迫力の動き。
競馬ブックでは”推進力のある走り”、デイリー馬三郎も”一歩前進B”といずれも高い評価をいただいております。私がデスティニーシチーのベストレースと思っている福島の芝2000mも菱田裕二くんでしたし、やはり厩舎所属の彼が一番デスティニーを巧く動かせるようです。彼で芝1500mに出たいですね。
8月6日、ジョッキー騎乗とはいえこの日の全体の7番目の時計を計時しました。昨年7月の未勝利戦を脱出した時の自己ベストを2秒も短縮しています。やはり今回は勝ち負けできそうな気がします。競馬ブックでは”渋太さ目につき”、デイリー馬三郎は”状態良好B”と高い評価をいただいております。
私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。今まで追い切りで動かなかったデスティニーシチーがこれだけ動いているのですから、やはり強くなった感じがします。本格化しているようでレースが楽しみです。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増 | インストアイベント | 横山和生 | 7/26 500万 | 札幌ダ1700 | 8 | 6 | 9 | 9 | 8 | 2 | |
ヴィオラーネ | 丸山元気 | 12/15 500万 | 中京芝1400 | 6 | 11 | 7 | 7 | 2 | 4 | ||
エターナルトルース | 小崎綾也 | 7/11 地方 | 名古ダ1400 | 1 | 2 | 地 | 地 | 地 | 地 | ||
エムエムロゼオ | 長岡禎仁 | 7/27 500万 | 札幌芝1800 | 9 | 11 | 11 | 地 | 地 | 地 | ||
カッパドキア | 松田大作 | 7/27 500万 | 札幌芝1800 | 5 | 1 | 3 | 6 | 13 | 7 | ||
シャインシュラーク | 中谷雄太 | 7/13 500万 | 函館芝1200 | 15 | 5 | 5 | 10 | 15 | 12 | ||
増 | スマートマーチ | 城戸義政 | 7/27 500万 | 札幌芝1500 | 7 | 12 | 9 | 8 | 10 | 6 | |
ツクバアズマオー | 勝浦正樹 | 7/20 北斗5下 | 函館芝1800 | 2 | 3 | 5 | 5 | 15 | 7 | ||
増 | デスティニーシチー | 秋山真一郎 | 6/28 500万 | 阪神ダ1400 | 6 | 5 | 4 | 交 | 8 | 4 | A− |
増 | ハギノブシドウ | ローウィナー | 7/26 500万 | 札幌ダ1700 | 11 | 5 | 6 | 5 | 7 | 9 | |
増 | バクシンパワー | 井上敏樹 | 7/26 500万 | 札幌ダ1000 | 12 | 8 | 16 | 13 | 11 | 1 | |
増 | マイネルゾンネ | 丹内祐次 | 12/22 ホーOP | 中山芝2000 | 13 | 17 | 8 | 10 | 1 | 7 | |
増 | マイネルバランシン | 松岡正海 | 7/26 北辰5下 | 札幌芝2000 | 8 | 9 | 12 | 12 | 14 | 8 | |
増 | ライフトップガン | 池添謙一 | 7/27 500万 | 札幌芝1800 | 8 | 6 | 13 | 8 | 5 | 8 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績
デスティニーシチーは8月10日の札幌7Rの芝1500mを予定されていましたが、水曜日の出馬想定ではそのレースには岡田厩舎の別の2頭が想定されていただけでデスティニーシチーの名前はありませんでした。この時点で私はまたダート1700mにでも出すのかな?と懸念しましたが、結局前日の芝1800mのレースで確定。同厩舎同間の調整だった気がします。
私自身はデスティニーシチーは福島芝2000mの走りからも芝の中距離がベストと言い続けて来ましたから、当初予定されていた芝1500mよりも芝1800mの方が力が出せそうで嬉しいですね。後は洋芝がどうかと馬場状態ですね。
スタート地点は正面スタンド前。ホームストレッチの半ば付近だが、最初のコーナーまでの距離は約180m。見た目以上に最初の直線が短く、いきなりレースの流れを左右する勝負どころになる。
各馬はなるべく早く1コーナーに飛び込みたいところだが、直線が短すぎて簡単にいい位置は取れない。2コーナーを過ぎて向正面に入ったところでようやく隊列が落ち着く感じだ。
脚質的には逃げ・先行馬が有利。上のクラスになるほどテンの主導権争いはシビアになりペースは上がるが、それでも前が残るのがこのコースの特徴。穴を狙う場合は、人気薄の前残りを狙うのがセオリー。逃げ馬の単勝回収率が極めて高い。
枠順は基本的には内がいいが、内で出脚が悪いとヘコまされて簡単に位置取りが悪くなるので諸刃の剣。中枠で先行できるタイプが最もリスクが少ない。
血統的には、ダンシングブレーヴなどのリファール系の種牡馬が好相性。
有利な枠順 中枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 脚質 種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン 連対騎手ベスト 藤田伸二、武豊、横山典弘、武幸四郎、四位洋文 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分52秒6 1分52秒8 2歳未勝利 1分51秒6 1分52秒5 1分53秒2 2歳オープン 1分51秒1 1分52秒3 1分54秒4 3歳未勝利 1分50秒7 1分51秒3 1分52秒1 古馬500万 1分49秒9 1分50秒2 1分51秒6 古馬1000万 1分49秒2 古馬1600万 1分48秒9 1分49秒9 古馬オープン 1分47秒6
今回もデスティニーシチーの鞍上は主戦の秋山真一郎騎手です。彼のおかげでデスティニーシチーがここまでやれていると言っても過言ではないでしょう。すでに今回で9回目の騎乗。もう多くを語らずに彼に任せておけばいいですね。
ただ、追い切りでは厩舎所属で騎手リーディング11位と活躍する菱田裕二騎手が乗るとデスティニーシチーは素晴らしい動きを見せます。またレースでも私がデスティニーシチーのベストレースと思う福島の芝2000mで3着に持って来てくれたのも菱田裕二騎手です。ですから、私としては甲乙つけがたいのですが、菱田裕二騎手の方がデスティニーシチーを上手く操れる気がします。それでも秋山真一郎騎手はベテランの上手さがありますし、当然期待は大きいです。
秋山真一郎騎手と言えば四位洋文騎手などと並び、馬上での姿勢が綺麗な事で有名です。綺麗に乗るので馬への負担が少なく、人気薄でも人気以上に持って来てくれます。
秋山真一郎騎手はGTではなかなか縁がなかったものの、一昨年(2012年)は自身初のGTとなるNHKマイル(カレンブラックヒル)や阪神JF(ローブディサージュ)と一気に2つを制しました。今までは秋山真一郎騎手とGTと言えばなんと言ってもオークスでの1番人気ベッラレイア(ハナ差2着)ですが、ついにその嫌な印象も消し去りました。重賞は15年連続勝利中でしたが昨年ついに記録が途切れました。
2014年8月8日現在、中央通算819勝、勝率8.3パーセント、連対率16.1パーセント、GTは2勝(2012年 NHKマイル・カレンブラックヒル、2013年 阪神JF ローブディサージュ)、重賞29勝されています。騎乗馬の質を考えると素晴らしい成績です。
昨年(2013)は42勝、勝率7.3パーセント、連対率15.8パーセントとGTを勝ち2つ勝って絶好調だった一昨年(2012年)と比べると成績が少し落ちました。私の評価も「A+」から「A−」に今年ランクダウンしています。本年(2014年)はここまで34勝、勝率9.0パーセント、連対率18.8パーセントと通年成績を大きく上回り非常に好調です。
秋山 真一郎(あきやま しんいちろう)は1979年2月9日生まれの35歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する18年目の騎手である。騎手免許は平地のみ。父の秋山忠一は元・JRA騎手で現在は調教助手。
1997年に野村彰彦厩舎所属でデビュー。現在はフリー。同期は武幸四郎、勝浦正樹、村田一誠、江田勇亮、武士沢友治、今村康成、松田大作、仲田雅興らがいる。初年度は33勝。
当時より展開に合わせ柔軟な騎乗ができる若手としてはめずらしい騎手として評価をされ、デビュー初年度より毎年30勝以上の成績を残し、3年間で103勝をマークし自力で見習騎手から外れるなどコンスタントな活躍を見せている。
2年目の1998年にはカネトシガバナーで重賞初勝利(神戸新聞杯)並びにGT競走初騎乗を併せて達成。さらに当時の野村厩舎の代表管理馬であるキョウエイマーチの主戦騎手に起用され、京都金杯・阪急杯を制するなど騎乗停止処分中の一回を除き引退まで同馬の騎乗を務めている。
またデビュー年こそ重賞勝利は無かったものの、翌1998年以降毎年重賞勝利を記録、2012年現在までで15年連続で重賞勝利している。特に中京競馬場と相性が良く通算重賞22勝のうち、中京開催の重賞を6勝している。なお、新潟競馬場、福島競馬場以外の中央競馬8場で勝利を挙げている。
2000年7月にフリーに転身。
2005年にはサカラートで東海ステークスに勝利。同レースの前身であるウインターステークスは父・忠一が唯一勝利したサラブレッド重賞でもあり(1987年・クラウンエクシードでの勝利)、親子騎手制覇となった。
2007年のオークスでは、ベッラレイアに騎乗して1番人気に推され、直線で完全に抜け出したものの、ローブデコルテにハナ差だけ差されて2着に終わっている。
2009年にはサクラオリオンに騎乗し、中京記念と函館記念に優勝。同馬では札幌記念でも3着と好走し、この活躍が同年のサマージョッキーズシリーズ優勝につながった。
2012年2月12日、京都12Rをスピルオーバーで勝ち、史上49人目、現役22人目となるJRA通算700勝を達成した。1997年3月1日の初騎乗以来、8459戦目。また、この年のNHKマイルカップをカレンブラックヒルで優勝し、デビュー16年目、55回目の騎乗でGT初勝利となった。
「勝率が1割弱、連対率が1割5分前後という成績が長く続いている。道中は抑え気味に丁寧に乗っていて、追い出してからの伸ばし方も悪くない。しかし、勝負どころの対処に問題がある。ここで腰が引けてしまい、捌こうとせずにズルズルと下がって競馬を終わらせることが多い。1番人気での成績は、2010年が[21・10・6・20]の勝率.368、連対率.544で、2011年は[7・3・3・12]の勝率.280、連対率.400。2011年は2・3番人気で[15・12・6・34]の勝率.224、連対率.403と好成績を残している。コース別、芝・ダート別、距離別で目立つ偏りはない。野村彰彦と平田修の両厩舎で主戦的な立場にいる。2011年は須貝尚介厩舎で多く騎乗して連対率.381と結果を出しており、このラインには注目すべきだ。重賞で多く穴を出している点も見逃せない。デビュー2年目から14年間も重賞勝ちが途切れておらず、16190円、16140円と単勝万馬券が2つもある。2011年の2つの重賞勝ちも1970円(サンライズベガの小倉大賞典)、870円(アイアムアクトレスのユニコーンS)と単勝配当は高めだった。騎乗馬に魅力を感じたら狙っていって良いだろう。4コーナーをクリアできるかは、残念ながら事前に読みようがない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績(10戦0勝)
2012年 9月17日 スピカシチー 500万下 阪神芝1800m 12着/16番人気
2012年11月10日 デスティニーシチー 2歳新馬 京都芝1600m 8着/12番人気
2012年11月24日 デスティニーシチー 2歳未勝利 京都芝1600m 8着/11番人気
2013年 3月16日 フランベルジェ 500万下 阪神ダ1400m 出走取り消し
2013年 3月23日 エスペランサシチー 500万下 中京ダ1200m 2着/3番人気
2013年 4月 7日 デスティニーシチー 3歳未勝利 阪神芝1600m 6着/13番人気
2013年 7月 6日 デスティニーシチー 3歳未勝利 函館芝2000m 8着/8番人気
2013年11月10日 デスティニーシチー 500万下 京都ダ1800m 4着/9番人気
2013年12月 7日 デスティニーシチー 500万下 中京ダ1800m 4着/1番人気
2013年12月22日 デスティニーシチー 500万下 阪神ダ1800m 7着/7番人気
2014年 2月 2日 デスティニーシチー 500万下 京都ダ1800m 4着/4番人気
2013年4月7日 阪神4R 愛馬デスティニーシチーの騎乗する秋山真一郎騎手(13番人気6着)。
競馬ブック
見解
「難解な一戦だが、このメンバーならツクバアズマオーが中心か。休み明けを使われつつ着差を詰めているし、実績から洋芝も合う。追い切り時計も悪くなく、好調を維持。そろそろ決めたい。カッパドキアが相手だが、近走、芝で差のない競馬ができているハギノブシドウ、スマートマーチも圏内。」
短評は「ヒモ穴注」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU ハギノブシドウ △ △ 穴 デスティニーシチー △△ △ ツクバアズマオー ▲ ◎ ◎ ◎ カッパドキア ○ ○ ○ ○ バクシンパワー 穴 ヴィオラーネ ◎ △ △△ シャインシュラーク ▲ ライフトップガン ▲ スマートマーチ △△ △△ △ インストアイベント △ マイネルゾンネ △ ▲
あとは無印
予想オッズ
以下21倍以上省略
馬名 予想オッズ ツクバアズマオー 2.8 カッパドキア 3.7 ハギノブシドウ 7.9 ヴィオラーネ 8.8 インストアイベント 11.2 ライフトップガン 12.1 スマートマーチ 13.4 デスティニーシチー 14.0 マイネルバランシン 17.1
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 デスティニーシチー 74 55 63 60 ツクバアズマオー 81 76 77 76 カッパドキア 78 69 75 66 ハギノブシドウ 77 72 69 49 ヴィオラーネ 87 69 70 74 インストアイベント 75 72 65 54
デイリー馬三郎
本紙の見解
「上位は斤量の軽い馬が独占。57`を背負わされた前走の◎カッパドキアには道悪馬場がこたえた印象。中間の気配から前走のダメージはない。改めて期待する。使いつつ気配が上向いた○ツクバアズマオーも展開次第では逆転も。〈城谷〉」
◎ カッパドキア
○ ツクバアズマオー
▲ インストアイベント
× ヴィオラーネ
☆ デスティニーシチー
△ ハギノブシドウ
△ シャインシュラーク
以下省略
デスティニーシチーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 3記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 2記者
デスティニーシチー(6着)
「前も止まらず、流れ込むような形に。前走のように内目をロスなく運んだ方が良かったのかもしれません。」(福永祐一騎手・競馬ブック)
「前走の内容から期待していましたが、前残りの展開となってしまい結果を出すことが出来ませんでした。レース後異常ないようですが、優先権をなくしてしまったので、中京戦は除外対象となるかもしれません。場合によっては札幌の芝1500m戦を検討したいと思います。あまり芝での実績はありませんが、以前より力を付けているので走ってくれると思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
「中団で無理せず。直線半ばまでは勢い良く差を詰めてきたが、ラスト100メートルではジリッぽくなり、ゴール前は伸び負けの格好に。」(競馬ブック)
デスティニーシチー
「芝でも大丈夫そうに思えるし、函館入り後も順調。力を出せる状態にある。」(猪田助手・デイリー馬三郎)
「栗東では少し太い感じもありましたが、函館に来てからはいい感じで、力の出せる仕上がり。芝も大丈夫だと思っているので、いい方に出てくれれば。」(猪田助手・競馬ブック)
「先週、今週と一杯に追い切りましたが動きは良く、状態も悪くないようです。本来なら1500mに登録したいところでしたが除外対象のためこちらに回りました。週末は時計のかかる馬場になりそうなので、上手く流れに乗れればチャンスはありそうです」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
今回のデスティニーシチーは自己ベストを大きく上回り、6日の追い切りでは体重の軽いジョッキー騎乗とは言え全体の7番時計わ計時するなど抜群の状態です。これは普段は帰厩後10日のルールギリギリで出走させる傾向の岡田稲男厩舎がじっくりと帰厩後3週間もかけて在厩で入念に調整してくれているからに他なりませんが、今まで調教であまり動かなかった馬がこれだけ動いているのですから状態はすこぶるよく、持っている能力を出し切れると思います。また本格化を感じさせます。
ですので、正直私は勝つと思っています。1頭強い馬がいますから、もしかするとその馬には敵わないかも知れませんが、それでも2着。もちろん、洋芝は実績がありませんし、台風の影響による馬場悪化も心配です。それらが響くと大敗もあるかも知れませんが、私は上位に来てくれると信じております。
ここで良い結果を残して、芝の中距離路線を歩んで欲しいですね。芝の中距離路線は1000万クラス、1600万クラスと頭数が揃わず美味しいレースが多いですからねぇ。ただ、オープンまで行っちゃうと凄い頭数になっちゃいますが・・・汗。
以下の写真は当日現地におられた松嶋屋様からいただいたものです。松嶋屋様ありがとうございました。撮影された順に掲載しております。
デスティニーシチーの馬体重は前走マイナス8キロの472キロ。
未勝利時代は洋芝が合うとは思えなかったデスティニーシチー。しかし、当時とは体が違います。
カメラ目線のデスティニーシチー。
課題だったトモのボリュームが以前よりもはるかにアップしていますよね。
涼しい北海道と思いきや、発汗が目立ちます。
マイナス8キロでしたが、細くは感じませんでしたからちょうどいい馬体重なのではないでしょうか。
とまーれーのあと、まずはスタッフ到着。
相当遅れて岡田稲男先生到着。
見る稲男。
しっかりと見る稲男。
よそ見をする稲男。
主戦の秋山真一郎騎手到着。
実は秋山真一郎騎手はデスティニーシチーの主戦ですが、2勝とも違う騎手なんですよね。秋山騎手で勝ちたいですね。
頼むぞ!!
パドックでは落ち着いて周回しており、馬体も良くいい雰囲気でした。
ハギノブシドウに騎乗するN.ローウィラー騎手。初めて写真で見た気がする・・・。
デスティニーシチーのスタートは抜群でした。これはスタート直後の1周目の写真です。
一瞬いなくなります(笑)。
無理にハナを主張せず馬なりで4番手の絶好位につけます。
無理に押っつけて奪ったポジションでもなく脚も使っていませんから、これは私は勝ったと思いました。
外から前を主張する馬たち。
この後、最内を距離ロスなくまわって来るんですよね。
まだ1周目です。
頑張れ〜。
道中もガッチリと折り合い手応えも良く最高のレース運びです。勝負どころの4コーナーでペースが上がってもしっかりと前を射程圏内に入れついて行きますし、これは!!と思ったところで前を塞がれてしまいます。何やってんだ秋山ッ!!
前が空いてからはジリジリと伸びますが、切れる脚のないデスティニーシチー。すでに手遅れで5着と掲示板確保がやっと。手応えからも勝ち負けできるレースだったんですけどねぇ・・・。
ということで2周目のゴールシーン。
この時点では内にピンクの帽子の馬がいてデスティニーシチー(黒い帽子)は6番手です。
最後の最後でそのマイネルゾンネをハナ差凌ぎきり、なんとか5着と掲示板を確保。
引き上げてくる秋山真一郎騎手とデスティニーシチー。
勝たなければいけないレースでした。
こんなところも真横から撮れるんですねぇ。
今回のデスティニーシチーの走破時計は1分50秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分48秒4、勝ち馬の時計が1分49秒4でした。
勝ち馬の時計が推定タイムよりも1秒も遅いですから、レースレベルとしては平凡。デスティニーシチーはその中の5着ですから威張れません。芝は悪くないと思うのですが、やはり重い洋芝は得意とは言えないと思います。本州の軽い芝で走らせて欲しいですね。
デスティニーシチー(5着)
「今日はうまくいきましたね。ただ、本当に難しいところのある馬。次もうまくいくかは何とも・・・。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)
「距離が延長するので引っ掛かるのではないかと心配していましたが、道中は上手く折り合ってくれました。直線で前が壁になり不利を受けましたが何とか権利は確保してくれました。久々の芝となりましたが、問題ないようなので中2週で1500m戦を視野に入れたいと思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
デスティニーシチー(5着)
「8キロ減と馬体が絞れていた。好位で変に動かなかった分、終いはジリジリと脚を使った。折り合いもついていたように、慣れれば芝のこの距離でも問題なさそう。」(競馬ブック)
本賞金が73万円。特別出走手当が39.2万円。計112.2万円。1口で割りますと1700円程度になると思われます。
私はデスティニーシチーは芝の中距離でこその馬だと言い続けておりますし、今回取りあえず久々の芝でも5着と掲示板を確保してくれたことは嬉しいです。今回大敗なら、もう2度と芝のレースは使ってもらえなかったでしょう。
しかし、5着となんとも微妙な着です。次走は馬券圏内に入り芝馬だということを調教師に確信させて欲しいですね。なにせ、1000万クラスや1600万クラスの芝のレースは少頭数の美味しいレースが多いですからねぇ。
常にワンパンチ足りないデスティニーシチーですが、中央でも10戦連続出走奨励金圏内に入ってくれて抜群の安定感があります。出走すれば少なくとも1か月分の維持預託費以上は稼いで来てくれる。本当に有り難いことです。
これが高額馬なら物足りないところですが、デスティニーシチーは募集総額1000万円の安価な馬。すでに勝ち上がってくれて降級権も使えましたし、別に勝ちきれなくてもこうやって安定して賞金を稼いでくれたら言うことありません。上位の走りをしてくれるので毎回出走も楽しみです。
僅かながら今回本賞金も加算してくれて635万円となりました。まだまだこの数字だけですと未勝利クラスの馬の本賞金のようですが、実際にはここに加算されない交流戦での2勝がありますから募集総額は十分上回っています。しかし、中央での本賞金がやはり募集価格の1000万円を超えたいですね。ささやかながら、それが私のデスティニーシチーに対する目標です。
次も本賞金が加算される掲示板以内に入り小銭を稼いで欲しいですね。
頑張れ、デスティニーシチー!!まだ4歳。これからも何度も楽しませてくれ!!
2014年 6月28日 第17戦 500万下 阪神ダ1400m (6着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート
2014年 6月15日 第16戦 500万下 阪神ダ1400m (4着/5番人気)
2014年 4月10日 第15戦 JRA指定交流 臥龍桜特別 中央500万下クラス (1着/1番人気)
2014年 2月23日 第14戦 500万下 小倉ダ1700m (8着/2番人気)
2014年 2月 2日 第13戦 500万下 京都ダ1800m (4着/4番人気)
2013年12月22日 第12戦 500万下 阪神ダ1800m (7着/7番人気)
2013年12月 7日 第11戦 500万下 中京ダ1800m (4着/1番人気) 写真多数付き現地観戦レポート
2013年11月10日 第10戦 500万下 京都ダ1800m (4着/9番人気)
2013年 8月 7日 第9戦 JRA指定交流デネブ特別 中央未勝利クラス (1着/2番人気)
2013年 7月 6日 第8戦 3歳未勝利 函館芝2000m (8着/8番人気)
2013年 6月23日 第7戦 3歳未勝利 函館ダ1700m (6着/6番人気)
2013年 6月16日 第6戦 3歳未勝利 函館芝2000m (11着/7番人気)
2013年 4月29日 第5戦 3歳未勝利 福島芝2000m (3着/6番人気)
2013年 4月 7日 第4戦 3歳未勝利 阪神芝1600m (6着/13番人気) 写真多数付き現地観戦レポート
2013年 1月20日 第3戦 3歳未勝利 京都ダ1800m (13着/12番人気)
2012年11月24日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m (8着/11番人気)
2012年11月10日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (8着/12番人気)